高校時代(1)高校時代読んでいたゲーム誌
高校は、地元岐阜の学校ではなく、いろいろあって浜松の全寮制の高校に進学した。
その高校にはマイコン部があって、PC-8001mkIIを自由に触ることができたが、残念なことにグリーンモニタ+データレコーダーというショボい環境で、できることはたかがしれていた。
その部活ではゲーム禁止だったが、禁止もなにもそれ以前に、PC-8001mkII+グリーンモニタではほとんど何もできず、BASICのLINE文などで単色グラフィックを描くか、ベーマガのペーパーアドベンチャーを移植して遊ぶくらいしかすることがなかった。
当時の8ビットホビーパソコンは、NECがPC-8801mkIISRシリーズ、富士通がFM-7シリーズ、シャープがX1シリーズ、この御三家で市場が固められたころで、中でも88SRが実質覇権を握っていた。
そんな市場で部室のパソコンがPC-8001mkII+グリーンモニタではモチベーションもまったく上がらず、その部活も3年生になると出なくなってしまった。
全寮制の高校なのでアーケードゲームに触れることができなくなるのが一番心配だったが、浜松市内のゲーセンに月1~2回遊びにいくことができたので、そこで最新ゲームはチェックできた。
全寮制で外出時間も制限されるほどの厳しい高校だったし、部室のパソコンもPC-8001mkII+グリーンモニタだったので、ゲーム情報は雑誌で入手していた。
当時のパソコンゲーム雑誌は、「ログイン」「ベーマガ」「テクノポリス」「ポプコム」「Beep」「コンプティーク(当時はゲーム誌だった)」などなどが存在していたが、アーケード情報とパソコン情報が豊富で中学の頃から慣れ親しんでいた「ベーマガ」は引き続き購読、そしてもう少し広く深くパソコン情報を入手したいと考えて、「ログイン」を定期購読していた。
この1884年~1987年の高校3年間に読んでいた「ログイン」と「ベーマガ」からは、多くのゲーム情報とPCの知識を得ていた。


92年セガ入社。AM2研でバーチャファイターなどの広報を担当、97年に雑誌の編集へと転身し、2004年にゲーム総合誌ゲーマガの編集長に就任。アイマス、街、逆転裁判、初音ミク、中川翔子連載、喜屋武ちあき連載、あきまん連載、Beep復刻版書籍などを担当。2012年4月ドワンゴに転職、2014年3月同社を退社。岐阜出身。今一番熱い趣味はコスプレ(イラスト:岩元辰郎)








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