ゲーム総合誌「ゲーマガ」の元編集長・ウメPが、いろいろ書き散らかします

専門学校時代(4)パワードリフト登場・メガドライブ発売

オレが上京する直前の1988年2月にはファミコンで「ドラゴンクエストⅢ」が、1988年10月には「スーパーマリオ3」が、1988年12月には「ファイナルファンタジーII」がそれぞれ発売されるのだが、何度も書いているとおりファミコンにはあまり興味がなく、遊んでいた記憶があるのは「ベストプレープロ野球」くらいだった。

それよりもアーケード(ゲーセン)である。

上京した1988年夏に、アーケードにセガの「パワードリフト」が登場した。

「スペースハリアー」「アウトラン」「アフターバーナー」と、セガの体感ゲームはすべて大迫力で面白くて曲がかっこよくてハズレなしというブランド感みたいなものがあり、この「パワードリフト」ももちろん面白くて安心して遊べた。

ゲーム内容は検索すればいくらでもてくるし、もうお馴染みなので解説は割愛するが、これは全25コース+隠し2コース、計27コースすべて1位ゴールできるまでやりこんだ。

一応補足しておくと、1988年には同じくセガから「ギャラクシーフォース」も登場したのだが、これはそれほど夢中にはならなかった。

そして1988年10月にはセガからメガドライブが登場する。これまで家庭用ゲーム機には興味がなかったオレだったが、これは思わず飛びついた。

理由は、アーケードで面白いゲームを連発していたセガのゲーム機であることと、メガドライブに搭載されたCPUがモトローラ68000だったからだ。

メガドライブが採用したモトローラの16ビットCPU・68000は、MacintoshやX68000にも採用されていて、そんな贅沢なCPUが2万円台のゲーム機に搭載されていることが、当時はなによりスゴイと思えた。

そして前述のとおり、当時の家庭用ゲーム機はもうファミコンの円熟期だったので、セガは「アーケードの雰囲気やイメージを家庭用でも味わえる」という販売戦略をとり、メガドライブとパワードリフトの映像がセットになったビデオを発売したり、アーケードの人気作品を続々と移植していた。

まあ正直いうと、「スーパーサンダーブレード」「スペースハリアーⅡ」「獣王記」など微妙な移植が多かったし、セガのアーケードで本当に面白かったのは「スペースハリアー」「アウトラン」「アフターバーナー」「パワードリフト」ぐらいで、これらの完全移植版がメガドライブで遊べるわけではなかった。

なので、メガドライブの16ビット云々というプロモーションはまやかしに過ぎなかったのだが、それでもCPU68000・16ビットを生かしたスゴイゲームが出てくるに違いない、アーケードであれだけスゴイゲームを作れるのだから、メガドライブでも何かやってくれるだろう、という期待感はものすごく高かった。

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プロフィール

本名:梅田浩二。92年セガ入社。AM2研でバーチャファイターなどの広報を担当、97年に雑誌の編集へと転身し、2004年にゲーム総合誌ゲーマガの編集長に就任。アイマス、街、逆転裁判、初音ミク、中川翔子連載、喜屋武ちあき連載、あきまん連載、Beep復刻版書籍などを担当。2012年4月ドワンゴに転職、2014年3月同社を退社。岐阜出身。今一番熱い趣味はコスプレ(イラスト:岩元辰郎)

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