専門学校時代(3)AppleのMacintoshを購入
上京して情報処理系の専門学校に進学したことにより、学校ではC言語を学ぶことになった。また、この当時はパソコン通信も流行の兆しを見せていたので、「自宅でもC言語を勉強したい」「パソコン通信をやってみたい」と思うようになった。
ゲームとFM音源用に購入したX1turboZでもC言語やパソコン通信はできなくなかったが、新しく16ビットマシンもほしくなってきた。
そこで専門学校にC言語を教えに来ていた外部講師がMacintosh Plusを持ってきて、いろいろと触ってみたら強烈に惹かれた。
また予備校時代から上京したSも強烈なアップル信者でAppleIICを持っていて、「X68000のウィンドウOSとかも、結局はアップルのMacintoshを参考にしている」「今さらPC98でMS-DOSもないでしょう。Macintoshは日本のPCよりも先に進んでいる」とそそのかされ、なんとMacintosh Plusを買ってしまった。
この当時、ゲーム好きで16ビットマシンを買うならPC98かX68000の二択しかないはずなので、やはり相当ひねくれていたと思う。でもログイン誌でも大絶賛されていたし、時代の最先端PCを購入したという満足感はあった。
しかしMacintosh Plusはメインメモリは2メガバイトとまずまずだったものの、ハードディスクドライブ(HDD)が別売りで、2DDフロッピー1ドライブで運用していた。漢字Talkのバージョンは2.0だったと思う。
この当時HDDは40メガバイトで約15万円というとても高価な拡張周辺機器で、オレがHDDを購入するのはMac本体購入から1年後のことである。
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