予備校時代(3)アフターバーナーIIのインパクト
「アフターバーナーII」は、1987年、名古屋の予備校時代で一番インパクトを受けたタイトルで、かつ一番遊んだタイトルで、かつ一番印象深いタイトルだ。
こんなブログのこんなところまで読んでいるディープな人なら、ゲーム内容はわかりきっているはずなので、解説は割愛する。
「アウトラン」からさらに、筐体の動きもグラフィックもサウンドも大きくパワーアップし、これまた「アウトラン」以上に夢中になった。
ゲームバランスも絶妙で、ステージ9のアドバタイズデモ中にゲームを始めると敵がまとまって出現するラッキーパターンや、編隊のとある一機を破壊すると誘爆するなど、ゲーマー向けにも隠し要素がたくさん仕込まれていて、これは本当にハマった。
本来はダブルクレイドル筐体で遊びたかったのだが、1プレイ200円は学生には厳しく、仕方なく予備校近くの小さなゲーセンでシングルクレイドルタイプで毎日のように遊んでいた。
この当時は各社から「WECル・マン24」「フルスロットル」など、セガを追随する体感ゲームが続いたが、筐体の派手さは互角でも「アウトラン」「アフターバーナー」のグラフィックとサウンドには遠く及ばなかったように思う。
ゲームミュージックとしての完成度も素晴らしく、もちろんCD(セガ・ゲームミュージック Vol.3)も発売日に購入して毎日のように聞き込み、そしてX1 turboZのFM音源でも自分なりにアレンジして再生させてみたりと、本作を多角的に楽しんでいた。
「Final take off」を聞くと、今でも気分が高揚する。またいつか、ダブルクレイドル筐体で遊んでみたい。
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